今回は、少し気になった情報を紹介しつつ商品やサービスについて考えてみたいと思います。
スペインのGikというベンチャー企業が青いワインを開発したというニュース記事が出ていました。
写真を見ると、確かに青いです。

出典:
Metro「Blue wine is coming to a bar near you」
一般的にワインの色といえば赤や白であり、それが当たり前だと思われていて、それに対して特に何も疑問を持たれていなかったことに目を向け、新しい商品を開発した、ちょっとおもしろい事例ですね。
「Blue Ocean Strategy」だから「青いワインに!?」
この青いワインが開発された経緯もまた少しおもしろいです。
記事の中に、
「青い色に何か意味があるのですか?」
という質問がありましたが、起業にあたって「Blue Ocean Strategy」の書籍を読んだときに、戦略を学ぶだけではなく、色までもかけた(Red OceanとBlue Oceanを赤いワインと青いワイン)ようです。
ワインとしては、
「100%グレープで作られていて、甘くて、新鮮で、飲みやすい」
とのことですが、「very unique flavor」とも書かれていました。
見た目の雰囲気としては青いカクテルを飲んでいるような感じに見えますが、実際どのような感じか、色も味も気になるところではあります。日本でも飲める日がくるのを楽しみにしています。
なお、「Blue Ocean Strategy(ブルーオーシャン戦略)」は、あなたもよく耳にすると思いますが、2005年にINSEADの2人の教授「W・チャン・キム」と「レネ・モボルニュ」により書かれた経営戦略の書籍であり、その中で述べられている
「競合がたくさんいる市場(レッドオーシャン)で戦うのではなく、競合のいない市場(ブルーオーシャン)を創り出し、戦わずして勝つ」
というような成功戦略の考え方のひとつでもあります。
方法(戦術)は違えど、考え方としては、孫氏の兵法と同じですね。
ちょっとした違いで差別化になるの?
日々、あなたもどんな商品が売れるのか、消費者や市場から何が求められているのかを考え、頭を悩ませているかもしれません。私も常に考えています。
今回の青いワインの記事は、そんなアイデアを考える際のちょっとしたヒントになります(この青いワインは、現時点ではこれからの販売になるので、どのくらいヒットするかはわかりませんが・・・)。
7UPもコーラに対して、透明のものを作ってその地位を確立した商品のひとつですね。
「集客のためのホームページ制作のコンテンツ準備で知っておきたい4つのこと」の「4.同業他社の見せ方や表現にこだわらずお客様目線を忘れない」のところで、「みな(業界的に)が同じようなことをしていると、それが普通に思ってしまい、その中でしか考えなくなる」というような趣旨の話をさせていただきました。
これはホームページ上のことだけではなく、事業そのものでもいえることだと思っています。
- 同業他社との横並び競争にならないように考える
- 既成概念(思い込みやよくわからないルール)にとらわれない
- 当たり前だと思っていることを見直してみる
書くと当たり前のことばかりなのですが、だんだんとその感覚が薄れていったりするものです。なので、特に違う業界から転職をされたばかりの方や、これまでとは違う業界のビジネスで起業された方などは、ものの見方が業界に染まっていない分、いろいろなことを発見しやすいかもしれません。
また、ゼロから新しい商品を開発しなくても、既存のものの見方をちょっと角度を変えて見てみると、何か見つかるかもしれません。
・色
・ネーミングやコピー
・形
・使い方
などなど。
先日、とあるTV番組でも、しらたきをパスタ風に改良してイタリアでブレイクしているという日本人女性の話が紹介されていました。カロリーが低く、ヘルシーで人気があるそうです。これ、日本にもあるといいな~っと思ってしまいました。
奇をてらった話題性重視のものをひねり出すよりも、当たり前のことや、何も疑問に思っていないところに、実はさまざまなヒントが隠れているかもしれません。
ときには少し時間を取って、あなたの業務や商品、サービスについて、いろいろと考えてみるのもいいのではないでしょうか。
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出版業界で企画・編集・ライティングに10年以上、Web業界で個人店舗から海外のグローバル企業まで、さまざまな企業のWebディレクション、制作、運用に10年以上従事(上級解析士の資格も取得)。
YUKIKAZE設立後は、情報コンサルタントとして、ホームページ制作をはじめ、コンテンツを作り活用するための方法やインターネットマーケティングなどを通し、特に小規模会社様のビジネスをどのように形作っていくか(デザインしていくか)などのアドバイスも行っています。



