検索エンジンが登場してから二十数年ほどで、Yahoo!が登場し、さらに通信が常時接続のADSLになって、より一般的にインターネットが使われ始めたころから考えると、まだ約15年程度ということになります。
歴史の浅い検索エンジンではありますが、今やほとんどの方が、Goolgeなどの検索エンジンによって、検索しない日はないといっても過言ではないでしょう。
当然仕事においても、競合リサーチ、新商品やサービスのアイデアのためのリサーチなど、日常的にさまざまな用途で活用していることでしょう。
検索エンジン(Google)さまさまであります。
そこで少しあなたがリサーチをするときのことを思い出してほしいのですが、多くは、流行っているもの(トレンド)、人気のあるもの、話題になっているものなどに目が行きがちではないでしょうか。
検索されていても商品が無いものを発見し、商品化!?
検索エンジンで、多くの人が探しているにも関わらず、商品がなかったことに目を付けて成功した、「Tipsy Elves」という企業の事例がCNBCで紹介されていました。
少し視点を変えて、反対に「ないもの」に目を向けてみると、意外なビジネスチャンスがあるかもしれません。
このTipsy Elvesは、クリスマス時期のためのちょっと変わったセーターを、オンラインで販売している企業です。
その共同設立者であるEvan Mendelsohn氏は、設立前は弁護士だったそうです。その頃、いろいろなビジネスチャンスを探していたところ、「変わったクリスマス用のセーター」がすごく検索されていることを発見したそうです。しかしそれを「誰も売っていない」ということに気付き、自分たちで販売を始めたようです。
このように、そもそものキッカケとして、「提供している人いないが、検索されているもの(探す人がいるもの)」というところに着目したわけです。
そして、初年度になんと、5,000着のセーターを売って、$400,000の売上になったそうです。スゴすぎます。
そもそもそんなセーターがそれだけ売れるのは、さすがアメリカという気もしますが・・・。
出典:CNBC「How ugly sweaters led to pretty sales」
このようにうまく検索エンジンを活用することで、ビジネスチャンスのリサーチにも活用できるかもしれません。
市場に出回ってなさそうなものをリサーチする
市場に出回っていないが、ニーズがあるかもしれないものは、以下のような感じで探すことはできると思います。
- 検索数は多いが商品やサービスがない
- QA的な掲示板などで質問に対して閲覧が多いが、適切な商品やサービスの回答がない
- 通常に検索してヒットする情報が薄い、サイトがあまりない
- ふと自分でほしいと思って検索したが、少なくともインターネットでは見つからなかった
よく「お客様の声を元に商品化しました」という話は耳にしますが、その「声」を検索エンジンを介して聞いた、というようなイメージでしょうか。
また、おそらくあなたも何かを調べているときに、「思っている商品がないな~」「探している商品がないな~」なんて思う瞬間は、これまでも多々あったかと思います。
そんなときに、かなり検索されているものがあったら、それはもしかすると新しい商品、サービスなどを考えるときのヒントや、ビジネスチャンスになるかもしれませんね。
今の時代、こんなにもものが溢れていて、豊かな世の中ではありますが、それでも満たされていないものがあり、まだまだのりしろがあるかもしれないと考える、少しは活力が湧いてきますね。
最終的には行動すること?
商品企画に携わっている方や起業家の方など、常に新しいものを生み出す仕事に従事している方は、今ないものに目を向けリサーチするようなことは「当たり前のことでは?」と思ったかもしれません。
しかし、どのようにアイデアをリサーチするかや、どこにフォーカスして商品やサービスを考えるなど、方法論はいろいろあるにせよ、最終的には、「これだ」と感じたことに対して、行動するかしないかだけの話なのかもしれません。
「行動する」「実行する」
私自身も耳が痛い言葉ではありますが・・・。
常に「みんなが困っていることは何か」「何が足りないのか」「実はみんなが気付いていないが便利なものがあるのではないか」、そんなことを意識しながら市場に対して価値を提供し、チャレンジできればいいですね。
ただし、検索エンジンを使って、とにかくビジネスチャンスを探し求め、それに飛びつこう、ということではありません。あくまでリサーチ方法のひとつとして、活用することができるというものです。
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出版業界で企画・編集・ライティングに10年以上、Web業界で個人店舗から海外のグローバル企業まで、さまざまな企業のWebディレクション、制作、運用に10年以上従事(上級解析士の資格も取得)。
YUKIKAZE設立後は、情報コンサルタントとして、ホームページ制作をはじめ、コンテンツを作り活用するための方法やインターネットマーケティングなどを通し、特に小規模会社様のビジネスをどのように形作っていくか(デザインしていくか)などのアドバイスも行っています。



